『やめてみた』を読みました。
『やめてみた -本当に必要なものがみえてくる暮らし方・考え方』
著者:わたなべぽん
税別1000円
単行本を新刊で読み買いました。わたなべぽんさんは『スリム美人の生活習慣を真似したら〜』のシリーズを読み知りました。
エッセイ、しかも漫画の本はそれまで読んだことがなく、お金の割に内容が薄い気がしていました。
けれど、わたなべぽんさんは、自身の主婦としての生活習慣、そして旦那さんや友人さんのアドバイスやきっかけになる言葉、そして自身が実行して感じ変わった事を起承転結でリズム良くわかりやすく書かれているので、読了感があります。
ここからは本の内容についてです。
本の題名を見て、目次を読むまではいわゆる“ミニマニスト”、生活するのに最低限のモノ以外すべて捨てて生活していくスタイルの本だと思っていました。
モノが多いタイプの片付けが苦手な私は、‘断捨離’、‘ミニマニスト’、‘シンプルライフ’といったテーマの本はついつい手に取ってしまいます。
まず、炊飯器が壊れ、土鍋で白米を炊いたことが«やめてみた»のキッカケにこの本は始まります。
土鍋ご飯で生活していくメリット、デミリットの考えが丁寧に書かれています。また、炊飯器が生活に必要に買おうということまで書かれているため、«やめてみた»の考えを読者の押し付けていません。
家の中のモノで必要ないもの探していき、その«やめてみた»を探す姿勢を続けいくなかで、自分の考えや行動を«やめてみた»を実行してわたなべぽんさんの生活は変わっていきます。
帯に書かれた«やめてみた»の“ながらスマホ”や、“めんどうな友達”は、«やめてみた»は具体的な行動が読むまで想像しにくく、取っつきにくいモノゴトにみえます。
読んでいくうちに、無理せず距離をおいて自分にとって必要か考えていく行動で生きていくことを見つめ直すと感じらました。
ただ、やめることを提案していくのではなく、やめることのメリットにデミリットを丁寧に書かれています。
まず、“やめてみた”の行動、必要なら“やめてみた”をやめることも必要だということも書かれていてとても共感できました。
読了日:2016/8/25
親しみやすく、共感できる。再度読んでも自分の考えを見つめ直すキッカケになる内容で、新品で買う価値があった。手元に残して置きたい本。